糖尿病患者のうち、 この遺伝子異常糖尿病にかかっているのはわずか1%と言うとても珍しいタイプの糖尿病。
そのネーミングの通り、遺伝子の異常が原因で発症します。
もともとは世界保健機構(WHO)によって2型糖尿病と言う扱いになっていましたが、 1999年に日本糖尿病学会によって、2型ではない別の分類がされるようになりました。
遺伝子異常糖尿病は、インスリン受容体遺伝子やインスリン遺伝子などが、 先天的に異常を持っている事が原因で起きる事が多いようです。
そのため、小さな子供なのに突然糖尿病を発症してしまったり、 生活習慣や食生活に関わらずに発祥してしまうのが特徴です。
日本人では発症する確率は、1%未満と言われているほどに珍しいタイプの糖尿病ですが、 血液中の血糖値が上がるという症状のほかに、難聴になってしまうことも多いようです。
このタイプの糖尿病は、遺伝性がとても強いため、家族の中にこのタイプの糖尿病患者がいると、 自分自身も発症する可能性がとても高いと言われています。
若年発症成人型糖尿病(MODY)や、ミトコンドリアDNAが異常なために発症する糖尿病など、 遺伝子異常が原因でもいくつかの種類に分類されるのも特徴ですね。
遺伝子であるDNAのレベルで糖尿病を発症しているこのタイプは、 生活習慣や食生活を改善しても根本的な治療にはなりません。
1型糖尿病と同じように、インスリンの働きを活発にするための注射による 治療法が有効と言われていますが、 糖尿病とともに難聴などを併発してしまうリスクがあるので治療も慎重に、 そしてスピーディに行なわなければいけません。